スキル診断

2009年9月 2日 (水)

スキルコンパスだより(4)『経験年数』で斬る! SkillCompass(R)の受診者48,000名の診断データ

Kawamura  こんにちは、スキル診断担当の川村です。
 今回は、SkillCompass(R)の約48,000名の診断データを使って人材育成の現状と課題について少し触れてみたいと思います。
 まずは図1の経験年数別に見た職種レベルの人数構成をご覧ください。

【図1:経験年数別 職種レベル構成】

1

 経験年数3年~5年未満の人材のうち、全体の8割がレベル2以下という状況です。ITスキル標準のレベル1~2は、上位者の指示が無ければ単独で業務を遂行することが難しいとされるレベルです。レベル3は、担当業務に対して独力で判断し、業務を遂行できるとされるレベルですが、こちらは全体の2割にも到達していません。

 このデータはあくまでITスキル標準を基準にして判定したレベルですので、お客様の企業の人材と単純に比較することはできないかもしれませんが、少なくとも5年目までには一人前に仕事ができるように育てたい、というのが本音ではないでしょうか?
 また、多くの人材にとっても、入社してから5年目前後を、自分のキャリアの方向性を決める上での一つの区切りとして捉えられるのではないかと思います。

次のグラフは、経験年数別の職種構成を示したものです。

【図2:経験年数別 職種構成】

2

 経験年数を追うごとに「プロジェクトマネジメント」の割合が増加している一方で、「ITスペシャリスト」の割合は、3年~5年未満をピークに減少に転じています。また、「アプリケーションスペシャリスト」は、すべての経験年数を通じて高い割合を維持していることがわかります。
 開発系の職種である程度経験を積んだ後に、プロマネ系の職種に移行する人材と、そのまま開発職としてエキスパートを目指す人材に分かれるというお話は、お客様からもよく伺います。いずれにせよ、5年目以降、人材が自らのキャリアパスを切り開いていくためには、一人前の技術者としての土台をしっかりと確立させておくことが必要です。

 それでは、経験年数5年目の人材にはどのようなスキルが求められているのでしょうか。
 図3は、経験年数3年~5年未満のアプリケーションスペシャリストのスキルレベル平均を示したものです。

【図3:経験年数3年~5年未満 スキルレベル平均】

3

 図1で先述したとおり、レベル2以下の受診者が全体の8割以上を占めているということで、多くのスキルレベルが2.0に到達していない状況です。もちろん、お客様の企業で取り扱うプロジェクトごとに、必要なスキルや優先度は異なるかと思いますが、5年目までに1人前の人材を育てるためには、これらのレベルを3.0に底上げするための具体的な施策を考える必要があるということになります。

 技術的なスキルは、研修などの教育や訓練によってある程度のレベルまで習得することが可能です。さらにレベル3を目指すには、習得したスキルを意識的に業務の中で活用することで、継続的にスキルアップを図っていくことが求められます。
 また、アプリケーションスペシャリストにとって重要な「インダストリー」のレベルの低さが目につきますが、業界に特化した知識や最新動向は、個人の業務経験や自発的な情報収集などに依存する傾向が強く、属人化しやすいスキルです。これを組織的に強化するのは難しい課題ですが、各部門にいる上位者のスキルやノウハウを後進に伝達する仕組みや環境の整備、社内コミュニケーションの活性化によってナレッジを共有化することで、一定の効果を上げることが期待できるでしょう。

 さて、今回は経験年数を切り口にSkillCompass(R)の診断データを分析して、人材育成の現状について考察してみました。このように、スキル診断によって人材の実力を数値化し、経験年数のほか、部署や階層など様々な視点から自社のスキルパワーを分析すれば、定量化されたデータに基づく効果の高い人材育成施策を実現できます。

この記事を読んでスキル診断にご興味を持たれた方は、ぜひこちらをご覧ください(↓)

◆スキル診断サービス 『SkillCompass(スキルコンパス)』シリーズhttp://www2.knowledgewing.com/m_service/ost/skill/skill.html

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2009年7月24日 (金)

スキルコンパスだより(3)ITスキル標準V3 2008対応版をリリースしました!!

Kawamura こんにちは。スキル診断を担当している川村です。
今回は、つい先日リリースしたばかりのSkillCompass(R) ITpro【ITスキル標準V3 2008対応版】について、その概要をご紹介させていただきます!

◆◇◆ ITスキル標準改訂のポイント ◆◇◆
まずは、ITスキル標準V3~V3 2008の改訂における主なポイントを確認しておきましょう。ITスキル標準は2008年3月にV3、2008年10月にV3 2008が公表されました。改訂のポイントは以下のとおりです。

①レベル1、2の職種を共通化
 レベル1、2の職種については、各専門分野の基礎的知識を共通化し、指標が統一されました。(下図の部分)
②レベル評価手段として情報処理技術者試験の活用(レベル1~4)
 客観的な人材評価メカニズムの構築を可能にするため、ITスキル標準のレベル1~4の評価手段として情報処理技術者試験の位置付けが明確化されました。(下図の赤枠および吹き出し部分)
③専門分野の変更
 コンサルタント、ITスペシャリスト、アプリケーションスペシャリスト職種の専門分野が見直されました。(下図の部分)
④共通キャリア・フレームワークとの整合化推進
 共通キャリア・フレームワークとITスキル標準の職種との対応が明確にされました。
⑤研修ロードマップの改訂
 レベル1、2共通の研修ロードマップが公開されました。

1_3

◆◇◆ SkillCompass(R)の対応 ◆◇◆
 それでは、最新のSkillCompass(R) 【ITスキル標準V3 2008対応版】の概要をご紹介してまいります!

①診断の構成とながれ
 ITスキル標準V3 2008対応版は、職種・専門分野別のスキル診断(以降、『職種専門分野診断』)と、レベル1、2共通のスキル診断(以降、『レベル1、2共通診断』) の2種類の診断をおこなうことが可能です。

2_2

 SkillCompass(R)にログインをしてから、診断を完了して結果を参照するまでのながれは下図のとおりです。ログインのあと、『職種専門分野診断』と『レベル1、2共通診断』のどちらを受けるかを受診者が選択し、診断結果もそれぞれに表示されます。

3_2

②診断結果
 先述したとおり、診断結果は『職種専門分野診断』と『レベル1、2共通診断』それぞれに表示されます。

・職種専門分野診断
  職種専門分野単位で、ITスキル標準の総合レベルと、スキル保有状況を判定します。

《総合レベル》

4_2

《スキル保有状況》

5_2

・レベル1、2共通診断
  レベル1、2共通職種のスキル保有状況を診断します。診断結果は、スキル項目単位にテストの正解率、正解数で把握できます。(レベルの判定はありません。)

6_2

③診断可能回数
職種専門分野診断は一人1回までとなります。これは従来のSkillCompass(R)と同じです。
これに対し、レベル1、2共通診断のテストは、利用期間中に何度でも実施できます。診断した結果は最新の3回分が保存され、テスト開始時に既に3回分保存されている場合は、最も古い診断結果を削除して、最新のテスト結果を保存します。

いかがでしたでしょうか…?
ブログではスペースが限られていることもあり、新しいSkillCompass(R)のすべてをお話することができません。記事を読んでご興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。弊社のスキル診断サービスについて、より詳細な情報をご提供させていただきます!

◆スキル診断サービス 『SkillCompass(スキルコンパス)』シリーズhttp://www2.knowledgewing.com/m_service/ost/skill/skill.html

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2009年6月26日 (金)

スキルコンパスだより(2)導入事例からの考察 ~ITSSを「部品化」する~

Kawamura_2
こんにちは。スキル診断を担当している川村です。

いよいよ弊社から、ITスキル標準V3 2008に対応する
SkillCompass(R)がリリースされました。新たに、レベル1、2共通職種のスキルを診断する機能が追加搭載されています。ご興味がありましたらぜひお気軽にお問い合わせください!

 さて、一般に市販されている診断ツールを使ってスキル診断をおこなう際に、「ITスキル標準(ITSS)が自社の業務にマッチしないのではないか・・・」と懸念されるお客様は多いのではないでしょうか。いまや企業のビジネス形態や、そこで働く人材の役割は多様化し、単にスキル標準を使って診断をすれば何とかなるだろうという考えは通用しなくなりつつあります。

 確かに、ITスキル標準であれ、情報システムユーザースキル標準(UISS)や組込みスキル標準(ETSS)であれ、定義されている内容をそっくりそのまま自社の業務に当てはめようとしても上手くはいきません。「うちの業務内容はITSSにマッチしないから、UISSで診断できないか」というご相談を頂戴することがありますが、ただ単に使用するスキル標準を変えるだけでは、本質的な問題の解決にはなりません。

 これらスキル標準はあくまでも『ものさし』ですから、自社の業務に関連付けるために、それを使って何をどのように測るかを、利用する側が主体的に考え、活用する必要があります。しかしながら、辞書のように膨大な情報が盛り込まれたITスキル標準を使いこなすには、それなりの時間と労力が必要です。今回は、その負担を少しでも軽くしていただくために、以前に私たちがスキル診断のお手伝いをさせていただいたA社様の事例をご紹介します。

 下図は、A社様と弊社が情報システム部門のスキルの棚卸しをおこなった際のイメージです。

Image_3

 












  自社の情報化を企画・推進する「ITストラテジスト」という人材モデルを策定し、現状の業務内容を洗い出しました。洗い出した業務内容を作業項目に分け、それぞれに必要なスキルをITスキル標準から引用して、人材モデルに必要なスキル定義を独自に編成しました。

 このようにして、ITスキル標準を活用して自社に必要なスキルの棚卸しをおこなった後、策定した人材モデルをSkillCompass(R)の診断システムに搭載しました。このカスタマイズの結果、A社様の人材によりマッチしたスキル診断を実施し、診断した結果を、人材育成計画の立案や人事評価の参考情報として、有効に活用できるようになりました。

 ちなみにA社様では、3つの人材モデルの策定とこのカスタマイズに対し、人材育成担当者2名が携わり、期間は約2.5ヶ月を要しました。このように、市販の診断ツールをカスタマイズするには相応の時間と労力が必要です。

 導入にかかるコストを抑えるために、診断はITスキル標準のフレームワークに則って実施し、その結果を自社の目的に応じて集計、分析する方法もあります。また、市販の診断ツールを使用する以外にも、表計算ソフトなどによる簡易的な診断シートを自社で作成するなどの方法も考えられるでしょう。

 いずれにせよ、自社をスキル標準の枠の中に無理やり当てはめるのではなく、自社に必要なスキルが何なのかをベースに置いて、スキル標準に定義されている各要素を「部品化」するという視点が必要です。これにより、自社の目的にかなった診断結果を取得し、分析することが可能となります。弊社には、過去にSkillCompass(R)をご利用いただいたお客様の診断結果の情報が豊富に蓄積されており、これらを活用した多角的な分析や、分析結果から人材育成の指針やポイントを導出するためのご支援もおこなっています。

 スキル診断にITスキル標準を活用すると言っても、その方法は様々で、どれが最適なのかは企業によっても異なります。スキル診断についてお悩みのことがありましたら、どんなに小さなことでもお気軽にご相談ください。お客様にとって最適な解決策を探すお手伝いをさせていただきます。

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2009年5月22日 (金)

一年の計は「スキル診断」にあり?! スキルコンパスだより(1)

Yamadamiki_02_4 みなさん、こんにちは。
(株)富士通ラーニングメディアの山田です。

今回から、4回連載シリーズで
当社のスキル診断サービスを紹介いたします。

**************************************************************************

Kawamura_2はじめまして。富士通ラーニングメディアの川村です。

IT関連サービス従事者向けスキル診断サービス
「SkillCompass(R)」
を担当しています。

初夏の風が心地よい季節ですね。
各企業でも、ちょうど今年度の人材育成方針や計画の策定、
個人の目標設定などが終わったところでしょうか。
経済情勢は依然として厳しく、教育担当者の方には、
優秀な人材をいかに効果的に育成するかが求められているのではないかと思います。

効果的な人材育成に取り組むためには2つのポイントがあります。

  1. 企業が経営戦略を実現する上で必要な人材像と、
    人材が備えておくべきスキルを具体的に定義すること。
  2. 保有するスキルの実態をもとに人材育成計画を立案し、
    定義したスキルを確実に修得させることです。

このように、定量的なスキルの情報を活用することが効果的な人材育成のカギになります。

◆◇◆自社のスキルを「見える化」する◆◇◆ 
そこで、「自社のスキルをどのように把握すればよいか」というお話になりますが、
例えば、SkillCompass(R)を使って人材のスキル診断をおこなうと、
次のような情報を取得できます。

◆職種・専門分野別 職種レベル平均・人数構成比率
同業・同規模の他社との比較における自社のポジションがわかります。 1_3

◆部署別 スキルレベル平均
診断結果を部署別に集計することにより、各部署の強みと弱みがわかります。
2_2

◆経験とスキルのバランス
自社の人材が、それぞれの担当業務に必要なスキルをバランスよく備えているかがわかります。
3_2

このように数値化された情報は人材育成の「羅針盤」となり、
厳しい経営環境において優秀な人材を育成し、経営戦略を実現するための近道を指し示します。

自社の現状を様々な視点で分析することにより、
「組織全体が一律に強化すべきスキル」や、
「どの人材にどのスキルが必要なのか」を個人ごとに見極め、
具体的かつ現実的な人材育成計画を練ることができるようになります。

自社の実態をリアルタイムに反映した計画を立てることで、
研修やOJTなどの人材育成施策はより高い効果を上げることができます。

目標達成への近道を行くために、
どのような施策を打てばよいか迷ったときにはどうぞお気軽にご相談ください。
最適な解決策の立案をお手伝いさせていただきます。

さて、今回は「組織」が定量的なスキルの情報を活用して
計画立案をおこなうことのメリットについてお話しました。

「組織」が良い方向に変わり始めると・・・
そこに所属する「個人」の意識にも変化が起こります。
このシリーズの中では、スキル診断を活用した「個人」の育成についても
お話させていただく予定です。

flair最後に少しだけ宣伝を…
ちょうど本日、情報処理技術者試験との整合性をとって改訂された
ITスキル標準V3に対応するSkillCompass(R)がリリースされました。
この記事を読んで、スキル診断に少しでも関心をお持ちになられた方は
ぜひお問い合わせください!

◆スキル診断サービス 『SkillCompass(スキルコンパス)』シリーズhttp://www2.knowledgewing.com/m_service/ost/skill/skill.html

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2007年9月19日 (水)

スキル診断の結果より~総括~

                      30_3みなさん、こんにちは。
(株)富士通ラーニングメディアの加登です。

数回に渡ってSkillCompass(R)ITproの診断データをご紹介してきましたが、今回はその総括です。

----------------

今回は、これまで紹介してきた記事を抜粋して振り返ってみます。

□職種の比率がアプリケーションスペシャリストとプロジェクトマネジメントに
 偏っている

 → 「スキル診断の結果より~職種・専門分野別人数比率~」の記事より

Graph200708141_5















このデータは、企業にとって本当に必要な人材が効率的に育成されているのかという疑問を改めて提起するものでした。皆様の企業ではいかがでしょうか。
「お客様の事業ビジョンを達成するためにはどのような人材(職種)が必要で、どのようなスキルを習得させたいですか?」
基本的な質問ですが、これが曖昧なうちは人材育成のPDCAサイクルは始まりません。ITスキル標準はこれらを具体化するのにとても効果的な「ものさし」です。上手に活用して、自社にとって必要な人材とスキルを棚卸ししてみてください。

□アプリケーションスペシャリストとITスペシャリストの
 職種レベル平均、技術系スキルの評価値が低い

 → 「スキル診断の結果より~職種・専門分野別レベル~」の記事より

Graph200708161_14




















アプリケーションスペシャリスト、ITスペシャリストは若年層の多い職種ですが、開発職にも関わらず、技術系のスキルが十分に習得されていないという実情を映し出すデータでした。自社のこれからを担う若い人材、皆様はどのように育成していきたいとお考えでしょうか?
前項でお話したとおり、自社に必要な人材(スキル)が定義できたら、今度はその「現状」と「目標」とのギャップを調べてみましょう。そうすれば、そのギャップを埋めるために何をすればよいかが明確になります。

□専門分野固有スキルの評価値が高い

 → 「スキル診断の結果より~職種・専門分野ごとのスキル状況(1)~」の記事

 → 「スキル診断の結果より~職種・専門分野ごとのスキル状況(2)~」の記事

 → 「スキル診断の結果より~職種・専門分野ごとのスキル状況(3)~」の記事

Graph200709051

多くの職種において、その専門分野の固有スキルは評価値が高いということがわかりました。やはり業務で必要とされる場面が多いからなのでしょうか。
企業または個人として「強み」があるのは良いことですが、特に昨今のIT業界においては、幅広いスキルや知識をバランスよく修得していることが求められます。ハイレベルの人材を育成するためには、OJTとOff-JT(集合教育)を有効に組み合わせることが重要なポイントです。
高度なスキルと豊富な経験を兼ね備えた優秀な人材の育成には、非常に長い期間を要します。したがって企業には、研修ロードマップを策定して自社の人材に必要なスキルを体系的に示してやることが求められます。そうすれば、個々が目指すキャリアへの最短の道筋が明確になりますよね。

いかがでしたか?
いずれの記事からも、人材育成においてはPDCAサイクルの中の「P:Plan」がとりわけ大切であるということがおわかりになられたかと思います。弊社のスキル診断ツール「SkillCompass ITpro(R)」はこの「Plan」を強力にサポートするサービスです。さらに定期的な「C:Check」にもご活用いただくことにより、全社・個人の育成計画の進捗が明らかになり、自社の人材育成を一層効果的に進められるはずです。

私は今日で一度お別れしますが、今度はブログではなく実際にお会いして、皆様の人材育成をお手伝いさせていただければ嬉しく思います。
ここまでお付き合いいただき、どうもありがとうございました。

----------------
今回でSkillCompass(R) ITpro診断データのご紹介はひとまずおしまいです。
次回からは再び担当を福田にバトンタッチいたします!
----------------

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2007年9月14日 (金)

スキル診断ツールの使い方(2)

                      30_3みなさん、こんにちは。
(株)富士通ラーニングメディアの加登です。

今回は、自社の保有スキルの棚卸しを目的にSkillCompass (R)ITproを導入いただいたお客様が診断実施後、どのようにスキルアップを検討されるのかをご紹介します。

----------------

SkillCompassでは診断実施後に、受診者ごとに個人診断レポートをご提供します。これを元に、ご自身の今後のスキルアップを計画していただきます。

診断レポートは以下3点から構成されています。

①総合診断レポート
SkillCompassでは、診断の始めにITスキル標準の職種(専門分野)から1職種または2職種を選択します。総合診断レポートでは、ここで選択した職種ごとの職種レベルが表示されます。

01__8    












・ITスキル標準のキャリアフレームワークにおけるご自身の職種レベルがどの程度か。
・全社あるいは部門平均と比較して高いか、低いか。
・前回診断時よりどれくらい伸びたか。(※過去に診断した実績がある場合のみ)

これらのことを、グラフから視覚的に確認することができます。

②職種別診断レポート
選択した職種(専門分野)ごとにスキルの保有状況を表示するレポートです。

ここでも全社・部門平均と比較しながら、選択した職種に必要なスキルの保有状況を確認します。保有するスキルの現状が網羅的に表示されますので、ご自身の得意・苦手分野も一目瞭然です。

02__10        

例えば上の図からは「タイムマネジメント」や「コストマネジメント」、「品質マネジメント」が特に弱いので、今後強化する必要のあることがわかりますね!

また、特に評価値の低いスキルは「苦手スキル」に分類し、弊社の研修の中からそのスキルアップに役立つコースをご紹介させていただきます。ぜひ参考にしていただければと思います。

 03__11























こちらはコース名をクリックすると、研修の概要を参照することが可能です。

※ここで表示されているスキル評価値とスキルカテゴリ評価値は、受診者ご自身が入力した「自己評価」の値と「テスト結果」により算出した総合的な数値です。

③スキルアップ目標
スキル診断の中では、職種(専門分野)に関わらず、今後ご自身が習得したいスキルについて目標レベルを設定していただきます。ここで設定したレベルに診断結果が到達しなかった場合に、「苦手スキル」と同様、スキルアップに役立つ研修をご紹介させていただきます。

職種別診断レポートでは、選択した職種に必要な研修が表示されますが、こちらは受診者ご自身のスキルアップニーズに直接お応えするための推奨カリキュラムが表示されます。

04__7

以上、個人診断レポートについて簡単にご紹介してまいりましたが、イメージを掴んでいただけましたでしょうか?

もちろん、個人診断レポートは受診者ご自身だけでなく、上司(管理者)の方に参照していただくことも可能です。これを個人面談を行う際の材料としてご活用いただいている教育ご担当者もいらっしゃいます。

このように、個人診断レポートでは、職種(専門分野)として求められるスキルと受診者ご自身が習得したいと考えるスキルの両方を、詳しく、わかりやすく把握していただくことができます。人材一人ひとりの適性の見極めと、より効果的な個別育成計画の策定にどうぞお役立てください。

----------------
いかがでしたか?
次回は、これまでご紹介してきたSkillCompass(R) ITproの診断データを総括します。
----------------

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2007年9月11日 (火)

スキル診断ツールの使い方(1)

30_3みなさん、こんにちは。
(株)富士通ラーニングメディアの加登です。

今回および次回は、過去にSkillCompass (R)ITproを活用していただいたお客様の導入事例をご紹介します。

まずは、自社の保有スキルの棚卸しをしていただいたお客様の事例です。

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とあるお客様の元へSkillCompassのご紹介に伺ったときのことです。
その企業のご担当者は次のようなお悩みを抱えておられるとのことでした。

「現在の教育体系が陳腐化して、必要な人材を思うように育成できない。
  新しい教育体系を策定したい」

新しい教育体系の策定にあたり、まずは自社の保有スキルを棚卸ししたいというご意向でした。加えてスキル診断の実施にあたっては、以下の2点をご希望されていました。

・自社独自の基準ではなく「ITスキル標準」に則ったスキル診断を実施したい。
・従業員個々のスキルだけでなく、業界における自社の企業競争力を客観的に
  測りたい。

SkillCompassならこれらのご要望にも十分対応できることをご説明すると、
早速導入を決めていただけることになりました。

さて、実際にご利用いただいた結果はと言うと…、
スキル診断実施後に再度お客様先を訪問した際には、次のような言葉をいただきました。

□全社のスキル保有状況を短期間で明確に把握することができた!
□ITスキル標準に対応したスキル診断により、業界の中における自社のレベルを
  知ることができた!
□スキルパワー分析を実施したことで、自社の競争力を他社と比較して分析することが
  できた!

一方で次のようなご感想もいただきました。

 「職種レベルが思っていたより低い」

この理由、実はSkillCompassの緻密なスキル診断ロジックにあるのです。

職種レベルは、業務の経験・実績を表す「達成度指標」と、必要なスキル・知識を表す「スキル熟達度」の両方で測定しています。そのため、スキル評価値が高くても、レベルに見合った業務遂行の経験が無ければ職種レベルが高くなることはないのです。(逆もしかりです。)

(この診断ロジック、実は特許も持っています!)

こうして得られた診断結果の信頼性の高さに、お客様はとても満足されていました。今では年に一度のスキル診断に、SkillCompassを継続してご利用いただいています。

----------------
いかがでしたか?
次回も、SkillCompass(R) ITproを実際にご利用いただいたお客様の導入事例を
ご紹介します。お楽しみに!
----------------

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2007年9月 7日 (金)

スキル診断の結果より
~職種・専門分野ごとのスキル状況(3)~

30_3みなさん、こんにちは。
(株)富士通ラーニングメディアの加登です。

しばらく、間があいてしまいましたが、
8月30日の記事に引き続き、当社のスキル診断サービス-SkillCompass(R)-をご紹介いたします。

職種別人数比率の多かったプロジェクトマネジメント(システム開発)、アプリケーションスペシャリスト(業務システム)、ITスペシャリスト(システム管理)について、職種・専門分野ごとの「スキルレベル平均」を公開しております。
(ご参考:スキル診断の結果より~職種・専門分野別人数比率~の記事
第3回目はITスペシャリスト(システム管理)です。

----------------
◆データについて
 今回ご紹介するのは、SkillCompass(R) ITproのデータです。
 このサービスは、ITスキル標準に対応したスキル診断サービスです。
 スキル診断の結果データは、約3万5千人のデータです。
 ※SkillCompass(R)の詳細はこちら
  SkillCompass(R)のサービス紹介のページへリンク

◆スキルレベル
 「スキルレベル」は、ITスキル標準で定義されているスキル項目について、
   自己評価(+上司評価)とテスト結果をもとに、算出しています。
 スキル項目には以下の2種類があります。
 □職種共通スキル
   専門分野に関わらず、職種ごとに共通で必須と定義されているスキルです。
  例)プロジェクトマネジメント職種におけるタイムマネジメントや
         コストマネジメントなど
 □専門分野固有スキル
   専門分野ごとに必須スキルに定義されているスキルです。
  例)プロジェクトマネジメント(システム開発)におけるITソリューション設計
         ・開発など

■データ
 ITスペシャリスト(システム管理)で定義されているスキル項目のレベル平均です。
 Graph200709051
 (画像は、クリックすると拡大します)

■データの考察
 ・スキルレベルの全体平均値は2.1です。
 ・「知的資産管理と活用」「システム運用管理機能構築」のスキルレベル平均が全体
 平均値より高い。
 ・「インダストリー」「デザイン」「アーキテクチャ設計」のスキルレベル平均が全体
 平均値より低い。

■このデータからわかること
  専門分野固有スキルである「システム運用管理機能構築」の評価値は高いです。
  これはITスペシャリストの全専門分野に共通していることですが、その職種のスペ
  シャリストに必要なスキルは重視される傾向であるためと思われます。
  例)ITスペシャリスト(ネットワーク)ならネットワーク関連のスキルが強い
    ITスペシャリスト(データベース)ならばデータベース関連のスキルが強い

  グラフより、評価値2.0以上のスキルが多く、基本的なスキルはある程度習得で
  きているようです。
  「デザイン」「アーキテクチャ設計」など設計に関連するスキルの評価値が低い結果
  となっています。
  技術者として求められるスキルをバランスよく強化する必要性がここにも映し出され
  ています。

----------------
いかがでしたか?
次回は、SkillCompass(R) ITproを実際にご利用いただいたお客様の導入事例を
ご紹介します。お楽しみに!
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2007年8月30日 (木)

スキル診断の結果より
~職種・専門分野ごとのスキル状況(2)~

30_3みなさん、こんにちは。
(株)富士通ラーニングメディアの加登です。

前回に引き続き、当社のスキル診断サービス-SkillCompass(R)-をご紹介いたします。

前回より、職種別人数比率の多かったプロジェクトマネジメント(システム開発)、アプリケーションスペシャリスト(業務システム)、ITスペシャリスト(システム管理)について、職種・専門分野ごとの「スキルレベル平均」を公開します。
(ご参考:スキル診断の結果より~職種・専門分野別人数比率~の記事
第2回目はアプリケーションスペシャリスト(業務システム)です。

----------------
◆データについて
 今回ご紹介するのは、SkillCompass(R) ITproのデータです。
 このサービスは、ITスキル標準に対応したスキル診断サービスです。
 スキル診断の結果データは、約3万5千人のデータです。
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  SkillCompass(R)のサービス紹介のページへリンク

◆スキルレベル
 「スキルレベル」は、ITスキル標準で定義されているスキル項目について、
   自己評価(+上司評価)とテスト結果をもとに、算出しています。
 スキル項目には以下の2種類があります。
 □職種共通スキル
  専門分野に関わらず、職種ごとに共通で必須と定義されているスキルです。
  例)プロジェクトマネジメント職種におけるタイムマネジメントや
         コストマネジメントなど
 □専門分野固有スキル
  専門分野ごとに必須スキルに定義されているスキルです。
  例)プロジェクトマネジメント(システム開発)におけるITソリューション設計
         ・開発など

■データ
 アプリケーションスペシャリスト(業務システム)で定義されているスキル項目のレベル平均です。

Graph200708301  (画像は、クリックすると拡大します)

■データの考察
 ・全体的にスキルレベル平均が低い(全体平均値:1.7)。
 ・「テクノロジ」が全体平均値より低い。
 ・設計に関連する「アーキテクチャ設計」「汎用業務システム構築」も全体平均
  値より低い。
 
■このデータからわかること
 本職種を選択する受診者は若年層が多いこともあり、スキルレベル平均は全体的に
 低いです。
 特に、アプリケーションスペシャリストとして重要な「テクノロジ」や、設計に関連する
 「アーキテクチャ設計」などのスキルレベル平均が低く、若い技術者のスキル不足
  というIT業界全体の問題が浮き彫りにされています。
 この現状は、若手のスキルを底上げすることにより技術力において他社と差を付け
 ることができる、と言い換えることができます。
 そのためにも、まずは企業様において優先して強化すべきスキルを的確に見極める
 ことが必要です。

----------------
いかがでしたか?
次回はITスペシャリスト(システム管理)のスキルレベル平均について
ご紹介いたします。お楽しみに!
----------------

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2007年8月28日 (火)

スキル診断の結果より
~職種・専門分野ごとのスキル状況(1)~

30_3みなさん、こんにちは。
(株)富士通ラーニングメディアの加登です。

前回に引き続き、当社のスキル診断サービス-SkillCompass(R)-をご紹介いたします。

前回は、職種・専門分野に関わらず、スキル項目別の「スキルレベル平均」をご紹介しました。
今回を含め今後3回は、職種別人数比率の多かったプロジェクトマネジメント(システム開発)、アプリケーションスペシャリスト(業務システム)、ITスペシャリスト(システム管理)について、職種・専門分野ごとの「スキルレベル平均」を公開します。
(ご参考:スキル診断の結果より~職種・専門分野別人数比率~の記事
第1回目はプロジェクトマネジメント(システム開発)です。

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◆データについて
 今回ご紹介するのは、SkillCompass(R) ITproのデータです。
 このサービスは、ITスキル標準に対応したスキル診断サービスです。
 スキル診断の結果データは、約3万5千人のデータです。
 ※SkillCompass(R)の詳細はこちら
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◆スキルレベル
 「スキルレベル」は、ITスキル標準で定義されているスキル項目について、
   自己評価(+上司評価)とテスト結果をもとに、算出しています。
 スキル項目には以下の2種類があります。
 □職種共通スキル
  専門分野に関わらず、職種ごとに共通で必須と定義されているスキルです。
  例)プロジェクトマネジメント職種におけるタイムマネジメントや
         コストマネジメントなど
 □専門分野固有スキル
  専門分野ごとに必須スキルに定義されているスキルです。
  例)プロジェクトマネジメント(システム開発)におけるITソリューション設計
         ・開発など

■データ
 プロジェクトマネジメント(システム開発)で定義されているスキル項目のレベル平均です。
 Graph200708281_4

(画像は、クリックすると拡大します)

■データの考察
 ・スキルレベルの全体平均値は2.7です。
 ・「ビジネススキル」「タイムマネジメント」は全体平均値より高い。
 ・「品質マネジメント」「リスクマネジメント」は全体平均値より低い。

■このデータからわかること
 本職種を選択する受診者はベテラン層が多いこともあり、スキルレベル平均は全体的
  に高いです。
 優秀なプロジェクトマネージャになるためには、技術スキルに加え、ヒューマンスキル、
 マネジメントスキルが重要と言われています。また、お客様とお話をさせていただいて
  も上述のスキル強化に注力されている企業様が多く見られます。
 今回のデータにおいても「ビジネススキル」、そして、「マネジメントスキル」の中でも
 特に重要となるQCT(品質マネジメント、コストマネジメント、タイムマネジメント)
 の「タイムマネジメント」が高い結果となっており、お客様の声が裏付けられています。

----------------
いかがでしたか?
次回は、アプリケーションスペシャリスト(業務システム)のスキルレベル平均につ
いて、ご紹介いたします。
----------------

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2007年8月23日 (木)

スキル診断の結果より
~スキル分布状況~

30_3みなさん、こんにちは。
(株)富士通ラーニングメディアの加登です。

前回に引き続き、当社のスキル診断サービス-SkillCompass(R)-をご紹介いたします。

前回は、職種・専門分野別の職種レベル分布状況をご紹介しました。
今回は、職種・専門分野に関わらず、スキル項目別の「スキルレベル平均」を公開します。

----------------
◆データについて
 今回ご紹介するのは、SkillCompass(R) ITproのデータです。
 このサービスは、ITスキル標準に対応したスキル診断サービスです。
 スキル診断の結果データは、約3万5千人のデータです。
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◆スキルレベル
 「スキルレベル」は、ITスキル標準で定義されているスキル項目について、
   自己評価(+上司評価)とテスト結果をもとに、算出しています。
 スキル項目には以下の2種類があります。
 ❑職種共通スキル
  専門分野に関わらず、職種ごとに共通で必須と定義されているスキルです。
  例)プロジェクトマネジメント職種におけるタイムマネジメントや
         コストマネジメントなど
 ❑専門分野固有スキル
  専門分野ごとに必須スキルに定義されているスキルです。
  例)プロジェクトマネジメント(システム開発)におけるITソリューション設計
         ・開発など

■データ
 ITスキル標準で定義されているスキル項目のレベル平均です。
 ※ITスキル標準V2で定義されているスキル項目の中で、当社が特に重要なスキル
    と判断したスキルについての結果です。

Graph200708231_5  (画像は、クリックすると拡大します)

■データの考察
  スキルレベルの全体平均値は2.2です。
  職種ごとに、関連するスキル項目のレベル平均は以下のとおりです。
 ❑上流工程を担当する職種(コンサルタント・ITアーキテクト)に関連するスキル
  項目のレベル平均
  ①職種共通スキル
   全体平均よりも低い
    (「コンサルティング」「アーキテクチャ設計」「設計技法」など)
  ②専門分野固有スキル
   全体平均よりも高い
    (「業務改革計画の策定」「IT戦略の策定」「パッケージの適合性評価と適用」など)

 ❑プロジェクトマネジメントに関連するスキル項目のレベル平均
  ①職種共通スキル
   全体平均よりも高い(「タイムマネジメント」「コストマネジメント」など)
  ②専門分野固有スキル
   全体平均よりも高い(「ITソリューション設計・提案」「情報システム管理」など)

 ❑開発を担当する職種(ITスペシャリスト・アプリケーションスペシャリスト)
  に関連するスキル項目のレベル平均
  ①職種共通スキル
   全体平均よりも低い(「テクノロジ」「デザイン」「ソフトウェアエンジニアリング」など)
  ②専門分野固有スキル
   ・ITスペシャリスト
    全体平均よりも高い(「ネットワーク構築」「セキュリティ構築」など)
   ・アプリケーションスペシャリスト
    全体平均よりも低い(「汎用業務システム構築」「業務パッケージ開発」)

■このデータからわかること
 前々回の記事で公開した結果(職種・専門分野別レベル平均)と比例するように、
  プロジェクトマネジメントのスキルレベルは高い結果でした。
 一方で上流工程を担当する職種、開発を担当する職種のそれぞれのスキルレベル
  では、職種共通スキルが低く、専門分野固有スキルが高い傾向が出ています。
 
 お客様とお話する際も、「社員育成の現状は、必要な業務だけをOJTで学ば
  せており、体系立った育成による標準的なスキルの強化が出来ていない」という
  声を頂きます。
 今回の結果は、業務遂行に必要なスキル(専門分野固有スキル)と標準的な
 スキル(職種共通スキル)について、現場の育成状況が反映されたものでは
 ないかと考えられます。
 このような現状のもと、事業ビジョンに基づいた、体系立った人材育成施策を
 進める必要があるのではないでしょうか。

----------------
いかがでしたか?
次回からは、職種・専門分野ごとのスキルレベル平均について、ご紹介いたします。
----------------

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2007年8月21日 (火)

スキル診断の結果より
~職種・専門分野別レベル分布状況~

30_3 みなさん、こんにちは。
(株)富士通ラーニングメディアの加登です。

前回に引き続き、当社のスキル診断サービス-SkillCompass(R)-をご紹介いたします。

前回は、職種・専門分野別の人数比率をご紹介いたしました。
今回は、それぞれの職種・専門分野別の「職種レベル分布状況」を公開いたします。
----------------
◆データについて
 今回ご紹介するのは、SkillCompass(R) ITproのデータです。
 このサービスは、ITスキル標準に対応したスキル診断サービスです。
 スキル診断の結果データは、約3万5千人のデータです。
 ※SkillCompass(R)の詳細はこちら
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◆職種レベル
 「職種レベル」は、職種・専門分野別にITスキル標準で定義されている
 2つの指標をもとに、算出しています。
 ❑達成度指標 :実務経験(過去の業務の規模、内容など)
 ❑スキル熟達度:達成度指標で定義された業務を遂行するために必要となる
               スキル・知識 

 ■データ
  ITスキル標準の職種・専門分野ごとの職種レベル分布状況です。
  赤色補助線:この線より左側が、エントリレベル以下
  青色補助線:この線より右側が、ハイパフォーマ 
 Graph200708211_4  
  
 



























(画像は、クリックすると拡大します)

  ■データの考察
  ❑エントリレベル(レベル1、2)の比率
   エントリレベルとは、「上位者の指導の上で業務遂行できる」人材像です。
   IT技術者全体の約72%がエントリレベルです。
   ①上流工程を担うコンサルタント・ITアーキテクトの比率は低い
   ②ITスペシャリスト・アプリケーションスペシャリストの比率は高い
   ③プロジェクトマネジメント(システム開発)の比率がもっとも低い

  ❑ハイパフォーマ(レベル4以上)の比率 
   ハイパフォーマとは、当社で定義しているレベル4以上の
   「リーダとして該当職種・専門分野を実施できる」人材像です。
   IT技術者全体の約6%がハイパフォーマです。
     ①コンサルタント(BT:Business Transformation)の比率がもっとも高い
   ②ITスペシャリスト・アプリケーションスペシャリストの比率は低い
   ③エントリレベルの比率がもっとも低かった職種・専門分野である 
     プロジェクトマネジメント(システム開発)のハイパフォーマ比率は
        16%である
 
■このデータからわかること
  多くのIT技術者は、ほぼエントリレベルに属し、ハイパフォーマは
  一握りであることがわかります。
  この中でも、エントリレベルの比率が高い、開発を担う職種
  (ITスペシャリスト・アプリケーションスペシャリスト)の
  人材育成が急務と思われます。
  また、プロジェクトマネジメントも他の職種と比較して比率が低い
    とはいえ、半数がエントリレベルであり、マネジメントスキルが不足
    している現状が分かります。
  このような現状である今、開発要員の育成およびマネジメント要員の
   育成について、自社の事業ビジョンにもとに人材育成の優先順位を
   考える必要があるのではないでしょうか。

----------------
いかがでしたか?
次回は、より詳細にスキル項目レベルの状況を、ご紹介いたします。
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2007年8月16日 (木)

スキル診断の結果より
~職種・専門分野別レベル~

30_3 みなさん、こんにちは。
(株)富士通ラーニングメディアの加登です。

前回に引き続き、当社のスキル診断サービス-SkillCompass(R)-をご紹介いたします。



前回は、職種・専門分野別の人数比率をご紹介いたしました。
今回は、職種・専門分野別の「職種レベル平均」を公開いたします。
----------------
◆データについて
 今回ご紹介するのは、SkillCompass(R) ITproのデータです。
 このサービスは、ITスキル標準に対応したスキル診断サービスです。
 スキル診断の結果データは、約3万5千人のデータです。
 ※SkillCompass(R)の詳細はこちら
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◆職種レベル
 「職種レベル」は、職種・専門分野別にITスキル標準で定義されている
 2つの指標をもとに、算出しています。
 ❑達成度指標 :実務経験(過去の業務の規模、内容など)
 ❑スキル熟達度:達成度指標で定義された業務を遂行するために必要となる
               スキル・知識 

 ■データ
  ITスキル標準の職種・専門分野ごとの職種レベル平均です。

Graph200708161_14 
























(画像は、クリックすると拡大します)

  ■データの考察
  ❑IT技術者全体の職種レベル平均は、まだ低い状況【平均値 1.9】
  ❑開発を担う職種(アプリケーションスペシャリスト、ITスペシャリスト)の
   職種レベル平均は低い
   →アプリケーションスペシャリスト【平均値 1.7】 
   →ITスペシャリスト【平均値 2.0】
  ❑プロジェクトマネジメントの職種レベル平均は高い
   →プロジェクトマネジメント【平均値 2.5】
  ❑上流(企画・提案)を担う職種の職種レベル平均は全体的に高い
   →マーケティング【平均値 2.2】
   →セールス【平均値 2.1】
   →コンサルタント【平均値 2.3】
   →ITアーキテクト 【平均値 2.0】

 ■このデータの背景
  前回ご紹介したとおり、開発を担う職種を選択されるのは若年層が多く、
  中堅層以上はプロジェクトマネジメントを選択しているようです。
  職種レベルにもこの傾向が表れています。

 ■お客様にお話していること
  SkillCompass(R) ITproでは、ITスキル標準の考えに対応し、達成度指標・
  スキル熟達度がともに満たしているレベルを職種レベルとして、
  判定しています。
  今回は、職種レベルのみご紹介しましたが、同じ職種レベルでも、
  以下の3つの傾向に分かれます。
  それぞれの傾向によって、以下のようにアドバイスしています。

  ❑達成度指標が高く、スキル熟達度が低い方
   実務経験は豊富だが、幅広いスキルや最新知識、標準的な方法論を
   知らない状態。
   書籍、eラーニング、研修などを通じ、最新技術などをキャッチアップ
   していきましょう。

    ❑達成度指標が低く、スキル熟達度が高い方
   幅広い知識やスキルはあるが、実務経験がない状態。
   経験者からのナレッジ・経験の共有することで、
   ワンランク上の業務が遂行できるよう工夫をしていきましょう。

   ❑達成度指標が低く、スキル熟達度も低い方
   キャリアチェンジ直後や、若手社員に見られる状態。
   まず、研修などで知識を蓄えることが必要です。
   蓄えた知識などを業務に生かしていきましょう。

----------------
いかがでしたか?
お客様とお話していると、「ITスキル標準のレベル定義が高い」と導入を渋られる声をお聞きします。

しかし、ITスキル標準により、ご自身や、皆様の会社の人材の傾向を見極めることにより、人材育成の方向性のヒントが見つかるかもしれません。

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2007年8月14日 (火)

スキル診断の結果より
~職種・専門分野別人数比率~

30

みなさん、こんにちは。
(株)富士通ラーニングメディアの加登です。

当社のスキル診断サービス-SkillCompass(R)-を担当しております。



今回から、「IT業界の現状」ということで、福田からバトンタッチし、当社のスキル診断をご利用いただいた結果についてご紹介します。

----------------
◆データについて
 今回ご紹介するのは、SkillCompass(R) ITproのデータです。
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 スキル診断の結果データは、約3万5千人のデータです。
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◆職種別人数比率
 最初にご紹介するのは、職種別人数比率です。
 ■データ
  ITスキル標準の職種・専門分野の人数比率です
 Graph200708141_5













(画像は、クリックすると拡大します)

 ■データの考察
  ❑IT業界の人材は、以下の2つに集中
   → 開発を担う職種
     アプリケーションスペシャリスト、ITスペシャリスト
   → プロジェクトマネジメント
  ❑上流(企画・提案)および下流(運用・保守)の人材が少ない

 ■このデータからわかること
  このデータは、IT業界の問題を浮き彫りにしていると思われます。
  スキル診断をご利用されているお客様とお話させていただくと、
  開発を担う職種を選択されるのは若年層が多く、中堅層以上は
    プロジェクトマネジメントを選択しているようです。

  つまり、最初はものづくりをするけれど、ある程度経験をつむと、
  プロジェクトマネジメント職種に移行していくという、現状が
  分かります。
  このような現状である今、開発・技術のプロ、企画・提案のプロ、
  あるいは、運用・保守のプロを意識的に育てていく必要があるの
  ではないでしょうか。
   
----------------
いかがでしたか?
皆様の会社の人数構成分布と比べていかがでしょうか?
次回からは職種・専門分野別の職種レベルの結果について、ご紹介します!
----------------

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2007年8月 9日 (木)

IT業界の現状
~スキル診断で見える企業のチカラ~

20_4

みなさん、こんにちは。
(株)富士通ラーニングメディアの福田です。

ブログ開始の第2回目。最初のテーマは「IT業界の現状」です。

このテーマについて、しばらく記事を書いていきます。
コメント等も受け付けておりますので、お気軽にお寄せくださいね!

◆人材育成、どうしたら・・・

さて、このブログをご覧になっている方の中には、全社的な人材育成や、
部門ごとの教育を担当されている方も多数いらっしゃると思います。

そんな教育ご担当者が最初にぶつかる壁・・・それが、

 「社員(部員)を育成したいけど、
         何から手をつけていいのか分からない

というお悩み。

このような経験をされた方、
「まさに今悩んでいるんだ!」という方、

これからご紹介するお話は、きっとこうしたお悩みを
解決するヒントになるかもしれません。

◆現状把握のススメ

人材育成を効果的に進めるためには、
まず、「理想像」(ToBe)と「現状」(AsIs)を、きちんと認識することが大切です。

これを実現するお役立ちツールとして、
当社では「SkillCompass(R)」というスキル診断サービスを提供しています。

これから、この「SkillCompass(R)」のラインアップのひとつ、「SkillCompass(R) ITpro」の結果などをご紹介しつつ、最新のIT業界の現状に迫りたいと思います。

その前に・・・まずは「SkillCompass(R) ITpro」について
ちょっとご紹介させてください。

◆SkillCompass(R) ITproとは?

スキル診断サービス「SkillCompass(R) ITpro」は、
IT関連サービスに必要な経験・知識・技術について診断するサービスです。

「自己評価」(+「上司評価」)と「テスト」によってスキルを
数値化することで、客観的に個人のスキル保有現状を認識できます。

 ※詳細はこちら
  SkillCompass(R)のサービス紹介のページへリンク

もちろん、ITサービスに従事する人材育成における業界標準である
『ITスキル標準』にも対応しています。

業界にも浸透し、有効な指標として活用されているITスキル標準・・・。
このITスキル標準をどのように活用していくかが、人材育成を
成功させるための重要なポイントとなります。

これに対応しているSkillCompass(R) ITproもおかげさまで大変好評で、
現在までで延べ約270社12万人の方にご利用いただいた実績があります。

次回より、いよいよ具体的なお話に入っていきます。
解説も、SkillCompass(R)の担当者へバトンタッチ!

過去のSkillCompass(R) ITpro受診者データの集計結果を公開して、
現在の「IT技術者のスキル保有状況」の傾向を見ていく予定です。

どうぞ、お楽しみに!

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