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2008年4月25日 (金)

講師という仕事(1)

20_3みなさん、こんにちは!
(株)富士通ラーニングメディアの福田です。

GWも目前ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今回は、GW特集ということで(?)、普段と趣の異なる記事をあげます。

※この記事は「@IT自分戦略研究所」に掲載されたものを再編集して掲載しています。 

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 多様化するITエンジニアのキャリアパス。ITエンジニアのキャリアパスの1つとして、「講師」を考えている人は多くはないが、それは講師という職業についてよく知られていないためではないだろうか。
 そこで、講師とはどのような仕事で、どういった部分にやりがいがあるのか、5年間のエンジニア経験の後、当社に転職して、プロジェクトマネジメント研修を中心に、ヒューマンスキル研修や新入社員研修の講師を担当する大木宏昭氏(33歳)に、講師の仕事を選んだ具体的な理由や現在の仕事内容などを話してもらった。

■順調なエンジニア生活。しかし……Flm01_3

 学生時代、社会学部に在籍し、就職先はマスコミなどを考えていた大木氏。しかし、就 職活動を行ううち、「SEは意外と文系が向いている」との話を聞いて、エンジニア職に興味を抱き、金融機関の情報システム子会社に就職。勘定系システムのプロジェクトの一員として、設計・製造、テストといったシステム開発の工程を一通り経験し、3年ほどすると、10人月未満の小さいプロジェクトのリーダーを任されてマネジメント業務に当たるなど、SEとして順調にキャリアを重ねていた。

 しかし、大木氏が転職を考え始めたのは、それからすぐのこと。SEの仕事も決して嫌いではないし、職場の雰囲気や人間関係にも何ら不満はなかった。だが、SEとして経験を深めていくほど、大木氏には自分の仕事が「誰かのためになっている、人の役に立っている」という実感が乏しいことに疑問が生じてきたという。「金融機関のシステムは巨大で、例えばATMでの預金の引き出しが24時間可能になったとしても、自分が担当していたのはその一部分。もっと直接的に、人のために役立っていると実感できる仕事がしたいという思いが生まれてきたんです」(大木氏)。

■仕事をする中で気が付いたヒューマンスキルの重要性

 そう語る大木氏は、自身がSEとして経験を積む中で、「成果を上げるために必要なのは技術だけではないのではないか」と考えるようになったという。技術力を上げた必ずしもパフォーマンスが上がるわけではない。いまでこそ、ヒューマンスキル、人間力といった考え方はビジネスにおいて当たり前のものとして受け入れられているが、当時はまだそんな言葉もなかった。しかし、大木氏は「それ(人間の本質な能力を上げること)こそが大事で、部下にもいい仕事をしてもらうためには、そこを気付かせる必要がある」と確信したという。SEとして技術志向が悪いとはいわないが、それだけでだめなのではないか。「ヒューマンスキルを高めることが技術を身に付けることにも効果的だということに、気付いてほしいという思いがわいてきたんです」。

エンジニアに気付きを与えたい、彼らの成長を支援したい……。そう思い転職を考え始めた大木氏は人材紹介会社に登録。人材教育に関心があり、そういった業界への転職を希望していることをコンサルタントに話したところ、いくつか紹介を受けた中の1社が富士通ラーニングメディアだった。SE時代に研修会社の講習を受講した経験も手伝って転職後のイメージもしやすかったのだろう、最終的に大木氏は当社へと転職をする。2002年3月のことだ。

■講師という仕事のやりがい

 
転職して6年、富士通ラーニングメディアでもすでに中堅となっている大木氏。大木氏が考える講師という仕事のやりがいは何だろうか。

 「エンジニアの成長に役立っている、貢献していることを直接、肌で感じることができる点でしょう。研修の際に『業務に役立つ』とか『参考になる』と言葉を掛けてもらうことがあるとうれしいですね。また、受講者が自身の強みや弱みを認識し、新たな視点に気付くことができたときです。目の色が変わったり、発言や行動が変わったりする受講者を見ていると、強くやりがいを感じます」と大木氏は話す。

 「人のために役立つ仕事をしたい」「エンジニアに気付きを与えたい」。そう考える大木氏にとって、やはり自らの手でエンジニアの成長を支援できる、そのことこそが講師という仕事のやりがいにつながっている。

■講師の業務にはクリエイティブな側面も多い

 大木氏にインストラクション以外の業務を聞いてみた。
 
インストラクション以外の仕事にはどんなものがあるかというと、新規コースや教材の検討・開発、既存コースのブラッシュアップ、そのほかには会議を含む社内業務や、自分自身のスキルアップのための勉強など。
 大木氏のようにリーダークラスになると、チームのスケジュール管理を含むマネジメントや営業に同行して、クライアントにコースの内容を説明したり、要望を聞いたりといった業務もこなす。また、富士通グループやユーザー企業との間の研究活動に参加することもあるため、インストラクション以外の仕事もいろいろとある。
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次回も引き続き、「講師という仕事」をあげます!

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