スキル診断の結果より
~職種・専門分野別レベル分布状況~
みなさん、こんにちは。
(株)富士通ラーニングメディアの加登です。
前回に引き続き、当社のスキル診断サービス-SkillCompass(R)-をご紹介いたします。
前回は、職種・専門分野別の人数比率をご紹介いたしました。
今回は、それぞれの職種・専門分野別の「職種レベル分布状況」を公開いたします。
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◆データについて
今回ご紹介するのは、SkillCompass(R) ITproのデータです。
このサービスは、ITスキル標準に対応したスキル診断サービスです。
スキル診断の結果データは、約3万5千人のデータです。
※SkillCompass(R)の詳細はこちら
SkillCompass(R)のサービス紹介のページへリンク
◆職種レベル
「職種レベル」は、職種・専門分野別にITスキル標準で定義されている
2つの指標をもとに、算出しています。
❑達成度指標 :実務経験(過去の業務の規模、内容など)
❑スキル熟達度:達成度指標で定義された業務を遂行するために必要となる
スキル・知識
■データ
ITスキル標準の職種・専門分野ごとの職種レベル分布状況です。
赤色補助線:この線より左側が、エントリレベル以下
青色補助線:この線より右側が、ハイパフォーマ
(画像は、クリックすると拡大します)
■データの考察
❑エントリレベル(レベル1、2)の比率
エントリレベルとは、「上位者の指導の上で業務遂行できる」人材像です。
IT技術者全体の約72%がエントリレベルです。
①上流工程を担うコンサルタント・ITアーキテクトの比率は低い
②ITスペシャリスト・アプリケーションスペシャリストの比率は高い
③プロジェクトマネジメント(システム開発)の比率がもっとも低い
❑ハイパフォーマ(レベル4以上)の比率
ハイパフォーマとは、当社で定義しているレベル4以上の
「リーダとして該当職種・専門分野を実施できる」人材像です。
IT技術者全体の約6%がハイパフォーマです。
①コンサルタント(BT:Business Transformation)の比率がもっとも高い
②ITスペシャリスト・アプリケーションスペシャリストの比率は低い
③エントリレベルの比率がもっとも低かった職種・専門分野である
プロジェクトマネジメント(システム開発)のハイパフォーマ比率は
16%である
■このデータからわかること
多くのIT技術者は、ほぼエントリレベルに属し、ハイパフォーマは
一握りであることがわかります。
この中でも、エントリレベルの比率が高い、開発を担う職種
(ITスペシャリスト・アプリケーションスペシャリスト)の
人材育成が急務と思われます。
また、プロジェクトマネジメントも他の職種と比較して比率が低い
とはいえ、半数がエントリレベルであり、マネジメントスキルが不足
している現状が分かります。
このような現状である今、開発要員の育成およびマネジメント要員の
育成について、自社の事業ビジョンにもとに人材育成の優先順位を
考える必要があるのではないでしょうか。
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いかがでしたか?
次回は、より詳細にスキル項目レベルの状況を、ご紹介いたします。
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コメント
ブログを拝見しました。
3万5千人のデータ数はすごいですね。
数値データから、現状のIT業界の状況がよくわかります。
意外にも、レベルの低い方が多く、驚き!!(わが社もそうなのでしょうね・・・・)
投稿 | 2007年8月27日 (月) 16時33分
コメントいただきまして、ありがとうございます。
ここ数年、ITスキル標準が業界に浸透してきたこともあり、SkillCompassは多くのお客様にご利用いただいております。
そのため、蓄積されている受診者データも年々増えています。
>数値データから、現状のIT業界の状況がよくわかります。
ありがとうございます。
今回ご紹介しているデータはSkillCompassをご利用いただいた全ての企業様のデータとなりますが、弊社のオプションサービス(企業向けスキルパワー分析)をご利用いただきますと、同業他社と貴社の結果を比較することも可能です。
ご参考:http://www2.knowledgewing.com/m_service/ost/skill/output_02.html
>意外にも、レベルの低い方が多く、驚き!!
お客様からも同様のお言葉をいただきます。
お客様の業務内容と比較すると、ITスキル標準のレベル定義が高いという意見もありますが、IT業界の現状を表しているのも事実だと思います。
投稿 FLM 加登 | 2007年8月28日 (火) 10時14分